COELACANTH:0
AMBER:2
YACHT:0
WATER:0
MOONWALK:0
HELLO:2
TIMESLIP:2
HUMAN:3
BEELZEBUB:3
LIBRA:0
AURELIA:0
IDENTITY:2
DOODLE:3
SP.MOVE:1
ABOUT TIME:1
VAKZIN:3
GHOST:1
KITCHEN LOVE:2
UTOPIA:1
OCEAN:0
SUPERCAR:1
LIFESAVER:0
GRAY:0
COELACANTH
流れる街灯を横目に
カフェオレを咥えた君と
他愛もないやりとり
どこまで街灯が続くか
行ってみようか
この街の果てを
さあ話そう
相も変わらない君は
まるでシーラカンスのようで
under the sea
名前も知らない海で
今日も悠々と泳いでる
under the sea
地球に人間が
このまま居座って
ビルを作り続けた
マクロな未来は
いつかはその重みで
潰れてしまうだなんて
君らしく柔らかい
このアイロニー
嘘だって君は言う
愛だって僕は言う
変わらない love for you
さよならじゃない see you
相も変わらない君は
まるでシーラカンスのようで
under the sea
名前も知らない海で
今日も悠々と泳いでる
under the sea
AMBER
意図なく開く扉の隙間から
漏れ出した埃交じりの
朱が刺した君の表情は
読み取れない
いつも見てた
あの君じゃない
君から知らないflavor
何とは言わないでいた
人生少し苦いくらいがbetter
でしょう?
薬指に塗られたAMBER
暑いって髪結う仕草が
まるで知らない君なんだ
知りたくないんだ
真っ赤に塗らない爪は
特別だと思いたいが故
命って言う生地を
人型に切り抜いたら
ニンゲンなんだって
じゃあ私は何なんだって
君から知らないflavor
何とは言わないでいた
人生少し苦いくらいがbetter
でしょう?
かけているメガネはAMBER
前習えどこかで見た仕草が
まるで知らない君なんだ
知りたくないんだ
ループしていた僕を
連れ去ったAMBER
私が嫌いな私に
見とれてたAMBER
君から知らないflavor
何とは言わないでいた
人生少し苦いくらいがbetter
でしょう?
薬指に塗られたAMBER
かけているメガネはAMBER
まるで知らない君なんだ
知りたくないんだ
YACHT
冷えてない缶ビール is dead
見えてない星 is dead
世界は案外スルーで
無頓着で嫌になってくるんで
ぬるくなったアルコールでいい
流し込んでしまえばいい
only me 足踏みしてる
お願い everybady stop
round and round inside head
round and round forever
誰かが意図もなく
それでいいって言えば
涙は海となり
舟浮かべforgetter
イヤフォンかけてるのに turn off
to myself 気づかないふりだろう
雲立ち込めたみたいに
心映し出して rainy
抱えた問題は tiny
take it easy baby
round and round inside head
round and round forever
誰かが意図もなく
それでいいって言えば
涙は海となり
舟浮かべforgetter
最高の夢を見てたい
このままじゃいられないいられないや
ためらわずにキックして world is mine
もう気にしなくてもいいんだ
round and round inside head
round and round forever
誰かが意図もなく
それでいいって言えば
涙は海となり
舟浮かべforgetter
WATER
まるで掴めないあなたは水の様だ
透明混じり気のない当面枯れた喉にwater
静寂の染みた布団の海に飛び込んだ
息もろくにできない夜の波に溺れた僕だ
obsession with baby
I wanna drink you through the night
obsession with baby
魚になった僕の死骸が浜に打ちあがっても
差詰め溺れたことも気付かず波は穏やかな様だ
obsession with baby
I wanna drink you through the night
obsession with baby
MOONWALK
今に僕らを置き去りにしたくて
時間が進むから時計は見ないで
話が尽きたなら晴れを言い訳にして
夜の散歩 電車は気にしないで
こっち向かない横顔
そっと横目で捕らえるも
きっとこの沈黙もまた
いつか茶に砂糖とかして
底から想い掬いあげて
君と感傷会でも開こう
あの街まで月を目印にして
あの街まで歩いていける
あの街まで月を言い訳にして
あの街まで歩いていける
i’m feeling love for you
片手に普段は買わないサイダー
無理やりの振る舞い 日常への抵抗
炭酸強くてまるで今日みたいな
抜けてしまう夢の味がした
一層弱った街灯
立ったまま眠る自転車
チカッと光ったライトが
反射板に返って
僕の視界を奪って
滲んだこの夜に君が浮かぶ
あの街まで月を目印にして
あの街まで歩いていける
あの街まで月を言い訳にして
あの街まで歩いていける
i’m feeling love for you
HELLO
昨日は夜深くまで起きてた
君は隣ですやすやと寝ていた
起こさないように電気を消して
テレビだけがついた部屋
映画見ながら寝た
Baby hello
もうお昼だよ
買い物に行こう
天気がいいんだ
早く起きようよ
昨日の夜はコンビニ歩いた
君は「人生、冒険だ」と先を行く
いつもは通らない路地を進んでいた
人は常に岐路に立つ
何故か涙が出た
Baby hello
幸せになろう
遠出でもしよう
荷物は置いて
早く起きようよ
Baby hello
もうお昼だよ
買い物に行こう
天気がいいんだ
早く起きようよ
例え私が何者であろうと
世界は干渉することなく流れていく
蝶の羽ばたきも嵐とはならず
夢を見ていた人生も今がお昼時か
TIMESLIP
小さなことが重なりあって
切羽詰まって
正解なんて当分探してたけど
見つかりやしない
残った思い出にふとした匂いに
タイムスリップしてた
夕凪は突然で遠く跳ねた魚に
タイムスリップしてた
あの日に戻れたら
自転車にすぐ飛び乗って
さっきまでの歌うたいながら
君に会いにいくよ
小さな頃は当然のように
生にすがって
天国なんてもんは思うより遠く
見つかりやしない
残った思い出にふとした匂いに
タイムスリップしてた
消灯は突然で月光に僕らは
タイムスリップしてた
あの日に戻れたら
自転車にすぐ飛び乗って
さっきまでの歌うたいながら
君に会いにいくよ
夏なのに冷たい
無機質な白い部屋
去り際握った手を
あの時何度も
握り返せば良かった
あの日に戻れたら
自転車にすぐ飛び乗って
涙流したとしても
君に会いに行きたいんだ
あの日に戻れたら
自転車にすぐ飛び乗って
歩き古したこの道で
君に会いに行くことにするよ
HUMAN
故に、霊長となって座すか
故に、思考するものだ
故に、生きるとは何だ
故に、頭の中突散らかしてる
故に、争いあう者か
故に、自分を愛するか
故に、幸せとは何だ
故に、呪か
独り言が出る
答えもなく彷徨ってもう生きるは止めだ
嗚呼 ねぇ
ほどなく朝が来て悔やむのか
人は人でない
幸せとは何
宇宙から見たら蟻
思考止めるな dont stop baby
人が先か神が先かなんてどうだっていいから
帰りのコンビニで惣菜を買って生きる日々に
独り言が出る
答えもなく彷徨ってもう生きるは止めだ
嗚呼 ねぇ
ほどなく朝が来て悔やむのか
人は人でない
幸せとは何
宇宙から見たら蟻
思考止めるな dont stop baby
BEELZEBUB
メーター飛ばしてよ スローライフなタイム
左足落ち着きがない まだ
神様お願い 今夜はもう寝たい
クタクタな気分 アイスがキマらない
神様お願い 今夜はもう寝たい
クタクタな気分 まだ
背中の影から 私が見えたら
あなたとはさようなら つまらないくだらない
魔が差したな ベルゼブブ 言うなれば
ベッドにダイビングのタイミングかな
レースはデッドヒート 止まることを知らない
周りは過ぎ去って行く風景 嫌まだ
神様お願い 今夜はもう寝たい
クタクタな気分 アイスがキマらない
神様お願い 今夜はもう寝たい
クタクタな気分 まだ
背中の影から 私が見えたら
あなたとはさようなら つまらないくだらない
魔が差したな ベルゼブブ 言うなれば
ベッドにダイビングのタイミング いつもなら
もう一度初めから あなたと出会えたら
口開けばさようなら 取り憑かれたらオーバー
魔が差したな ベルゼブブ 言うなれば
ベッドにダイビングのタイミングだな
LIBRA
否、言葉は丁寧に紬がなきゃ
その重さで天秤は斜に
終わりが来たな
否、言葉で何が伝わると
このままでいいと言い訳ても
揺れて止まらない
言おうとしてた
何も知らずに
見落としてた
側にいたはずなのに
どうしても
涙流れるなら
このまま昨日のまま
物事には終点があることも知っての私で
何を急行に乗って行く必要があるだろうか
(言おうとしていた 何も知らないまま
見落としていた 側で震える肌
水が喉を通る 泣いて枕濡らす夜
連日の雨さえさめざめ心染み渡る)
言い訳には葬いの花束を
無理矢理に思考を止めるもので
心は平穏なまま
言おうとしてた
何も知らずに
見落としてた
側にいたはずなのに
どうしても
涙流れるなら
このままこのまま
何も知らずに
見落としてた
側にいたはずなのに
言おうとしても
涙流れるから
このまま昨日のまま
AURELIA
遠のく運命かはたまた勘違いか
いやいや君とのトークに隠されているんだ
気づかないフリでいたいや
回るこの世界が 冷めぬこの夢が
終わるその時が 透けて見えるの
揺れるこの心が
溢れるはずじゃないのに
漂うクラゲのように
流れることを恐れないで
回るこの世界が 冷めぬこの夢が
終わるその時が 透けて見えるの
積もるこの夜が 冷めぬこの愛が
滲むこの胸が 鳴り止まないの
夜が明けるその前に
君に会いたいわ
心が痛むわ
IDENTITY
ベットの脇にそっと
オブジェになった布団はヘビー
まるで死骸のようで
私のようでヘビー
時が流れるほど見失う
流行はいらない 淵源もいらない
大きく広げたら深く息して
涙は拭おう 真っさらに戻そう
いつかに買った
目に馴染まないジャケットが
今やクローゼットの奥に
袖を隠してしまっているんだ
波間に転がる
丸い小石になった私はグレーで
白くもなく黒くもなく
曇ってしまって何も見えないんだ
時が流れるほど見失う
流行はいらない 淵源もいらない
大きく広げたら深く息して
涙は拭おう 真っさらに戻そう
自分で呆れるほど見失う
息苦しさもいつかの今日になって
大きく広げたら深く息して
涙は拭おう 真っさらに戻そう
DOODLE
アイドリングで側にいる
退屈書いたウィンドウ
歩道、雨に照っている
ノスタルジックな雰囲気
大凡、身にならない時間を過ごすことが
必要な時もあるとか言ってみたり
One by one, 体温(Tie on), with you
この上なく丁寧な
言葉を選びな
後悔は残せないな
この電波に乗せて
雲の上を飛びな
今想いが風になるの
SP.MOVE
思い立って始まった
大げさな掃除も佳境だ
晒し出しの額には滲んだ汗
ぐるぐると腹の中の虫が鳴くわけだ
大人にはなれない
私しか知らない
秘密のまじないは
必殺!何もしないをしよう
決まり切ってしかない
絶望なる暗い未来
心の端を痛みは
放っておいてよ
時が経って春が来たら
呪いのように巻き付いた
感情は明後日へ
時が経って春が来たら
君を桜の木の下に埋めてやるから
時が経って冬が明けたら
お気に入りのワンピースに
エアリフト履いて
少しの違和感を楽しむんだ
君にずっと言わないでいた
これが私だ
ABOUT TIME
過ぎ去っていくeveryday
何もかも退屈な素振りで
肯定もできない存在だ
そんな僕が好きだなんて
笑ってしまうな
あの日あの時だって
いつも君に夢中だって
寝息もあくびも
少し切り過ぎた前髪も
毎日に花束を
思いのほか淡白なeveryday
プカプカ風船のように浮かんで
君は咄嗟に針を持ち出した
当たり前の重さを教えようって
割って見せるんだ
あの日あの時だって
いつも君に夢中だって
寝息もあくびも
少し切り過ぎた前髪も
毎日に花束を
About time, Always I thinking
あの日あの時だって
いつも素敵に咲く君のため
ある日の君との
時間の中にいて気づいた
毎日に花束を
VAKZIN
どうなろうといい
その目まるでゾンビを見るみたいに
人として見てないどこか煙たい存在な私
ライオンが人を殺した
何を思ってあわせた手
人がライオンを殺した
何を思って合わせた手
eat up, new evolution, DADA
ぬるい関係はやめて
ただただワクチンを待つような
eat up, new evolution, DADA
ぬるい関係はやめて
いつの間にか餓死してればいい
どうなろうといい
消費税がいくつになるとしても
自然の摂理 氷河期と同じだ
ライオンが人を殺した
何を思ってあわせた手
人がライオンを殺した
何を思って合わせた手
eat up, new evolution, DADA
ぬるい関係はやめて
ただただワクチンを待つような
eat up, new evolution, DADA
ぬるい関係はやめて
いつの間にか餓死してればいい
手を上げろ手を上げろ手を上げればいい
そこに意思は必要か?
結局は結局は結局のところは
同じ旗の元 羊になるだけだろう?
GHOST
夜風ベランダを抜けて 時計の音聞いて
遠くに想いを飛ばした 行き先は
冷たい床に座り 明日から逃げたい
証明の残光が眩しくて 目閉じた
このまま目が覚めなければなれるかな幽霊
なれたら壁を抜けて
君にとっておきの悪戯しよう
待てない時間が
夜があけちゃ溶けてしまいそうになるんだ
だからだから手も繋げないでいたくない
このまま夜が明けなければ君といれる幽霊だから
掛ける声触れた肌が君を透けて通り抜ける
幽霊だから君と居ても
幽霊だから君にとっては
このまま目が覚めなければなれるかな幽霊
なれたら街を行け 行け
KITCHEN LOVE
名前だけの香辛料
味も分からずに入れてみるの
スパイスは魔法なんだと誰か
なんとなく美味しいんだと私
いつの間にか大人と言われて
滅法矢鱈と忙しない日々が続くの
なんとなくで口に運べるほど
人生、美味しくはないな
毎日がスパイシーな味
魔法をかけておくれよ
照れ隠しのセリフに
Iloveyouが確かに聞こえたの
昨日も今日も明日も
無味無臭の一日がやってくるの
どうにかこうにかして味付けをしようと
必死な僕だ
毎日がスパイシーな味
魔法をかけておくれよ
照れ隠しのセリフに
Iloveyouが確かに聞こえたの
君からスパイシーな味
魔法にかけられていて
何もない今日と言う日の最後に
一つ、一つだけ
晴れやかなキスをしようもう一度
脇目もふらずキスをしようもう一度
UTOPIA
U.T.O.P.I.A, anyway
まるで四畳半一間の街で
今にしがみつくことに必死で
誰か吐いたガムが黒く焼けた路上で
いつの間にか愛か何かを落っことしてしまう前に
U.T.O.P.I.A, anyway
まるであたかも至極真っ当に生きてるような
言い草生やしてる自分が嫌いで
“今”は目を閉じたら居なくなるほど速攻で
いつの間にか夢か何かを落っことしてしまう前に
U.T.O.P.I.A, anyway
hey stop! じゃあもうバイバイね
嫌なこと忘れてしまえばいい
hey stop! 邪魔しないで
このこと誰にも言わないでいてユートピア
hey stop!
嫌なこと忘れてしまえばいい
hey stop!
このこと誰にも言わないでいて
hey stop!
曖昧に生きたって何も無いから
昨日の嫌なこともシャンプーで洗い流しちゃったりして
忘れたらいいんだ
hey stop!
どんなことを言ったって明日は来るから
包み紙に包んで隣の芝生に捨てちゃったりして
夢みればいいんだ
OCEAN
未来を見てくらっとして痛い
私は人間である
呼ばれて返事をした名前は私か
空の冷蔵庫 具材もないし
見繕った食卓でやりすごそうとしていた
巨大な焦燥感 見てないフリして過ごしていた
この瞬間正当化するばかりの連続な毎日
大事なもの落として 気づいていないように
神様お願いなんてやめてベルゼブブよ
知り得ない見えもしない探し物
それが人生なんだと誰か言う
途絶えたナビゲーションなど捨て置けばいい
大海に出る理由を探してる今
ふらっと見てスーパーにはない
未来を見てくらっとして痛い
代わり映えのない
名前に一つ意味も見出せずに
ぶら下がっているだけの私
壮大なこの空中 羽ばたいみたいその心意気で
だけど左足井戸 底についてて離れようとしない
いない君にただすがること願いごとのように
神様お願いなんてやめてベルゼブブよ
知り得ない見えもしない探し物
それが人生なんだと誰か言う
途絶えたナビゲーションなど捨て置けばいい
大海に出る理由を探してる今
ふらっと見てスーパーにはない
未来を見てくらっとして痛い
遠く遠く昔からわかっていたはずだろなんでなんだろう
遠く遠く向こう側に行きたい私がいたずっと
遠く遠く今も昔も此処この場所から変わらないで
遠く遠く空見上げているだけの私がいた
今未来はほら
今壁の向こう
SUPERCAR
ご機嫌斜めな君に
とっておきのウォーアイニー
「食べたい上海蟹」なんて
くだらない話
思い通りの甘いストーリーも
進めないからありのままで
あの日見たあの海まで
グッドサウンドなミュージックでもかけて
「愛だ」「嘘だ」言い合ってきたこと
スーパーカーで行こうそのまま
窓の外あの海まで
こんな日くらい手ぶらもいいんじゃない
相変わらず君は甘いカフェオレと
スーパーカーで行こうそのまま
繰り返しの毎日の中で
“今日だけなこと”見つけよ
今を生きてるって忘れて
当たり前になってる
どうせ長生きするなら美しくありたい
そのために退屈さえも笑おうって言う君に
あの日見たあの海まで
グッドサウンドなミュージックでもかけて
「愛だ」「嘘だ」言い合ってきたこと
スーパーカーで行こうそのまま
窓の外あの海まで
こんな日くらい手ぶらもいいんじゃない
相変わらず君は甘いカフェオレと
スーパーカーで行こうそのまま
LIFESAVER
何かの所為にして
言わば「思考停止」って感じで今こうして
部屋大の字で空を見つめているわけだ
そんなわけだ
誰かの正義になって
言わば「勇気凛々」な君はまるでライフセーバー
ピーキーな私をフワッと浮かせてくれる
昨日見たサルバドールダリのシュルレアリスム
君は片目で筆の後をただ一生懸命に眺めて
不安に思うこと
私の知らない君を
知ろうともがくこと
寝返るごとに眠れない夜
でも愛はそっと芽生えた
芽生えたんだ
私の手や目や心を
離さないんだ
思うよりずっと力強く
強く握りしめた
そうだ愛はきっと私を
掬うんだ
サルバドール遠浅に投げ打つ君は
ライフセーバーなんだ
これが愛だきっと
(サルバドールを遠浅に投げ打つ君だから
私の手、心まで拾い上げるライフセーバーなんだ
サルバドールを遠浅に投げ打つ君だから
私の目、ひとつ先まで導くライフセーバーなんだ)
丘の上に立つ姿は
何物にも代えられない
世界を敵にまわしても
君とのキスはとっておこう
GRAY
いつの間にかさ
繋がなくなった手は引き抜かれた根のよう
枯れてしまったのなら心ごと持ち去っておくれよグレイ
つまるところ同情の延長線は平行でさらば
街に降りた電光郡と煽るビル風
夢見る彼女 幸せそうな彼氏
ここに居場所なんてないと気づいた私
マフラーに隠した口から伸びたため息
あれは君と過ごした去年の今頃
ショッピング街の期間限定の
食べ切れもしない大きさの円盤一つ
小脇に乗り込んだ
ねぇグレイ
過去を置き去りにして
思い出の温度も感じない場所
このまま連れ出して
心アブダクション
火星あたりで待っていてグレイ
いつの間にかさ
繋がなくなった手は引き抜かれた根のよう
枯れてしまったのなら心ごと持ち去っておくれよグレイ
つまるところ同情の延長線は平行でさらばだ
未来を想像して
一度二度の話じゃない
忘れさせてよ
枯れてしまったのなら心ごと全部持ち去っておくれよグレイ
つまるところ同情の延長線は平行でさらばだ
乗り過ごしたっていい
起こしてくれよグレイ